STM アルケミアコース
STM(Somatic Transformation Method)アルケミア
── 自分の内側から、現実を創る
■ STMの三段構造
ベーシック=気づく
アドバンス=変わる
アルケミア=創る
アルケミアは、ベーシックとアドバンスで整え、変わってきたあなたの「内側」を使って、これから先の現実を自分で創っていくためのコースです。
ただし、ここでいう「創る」は、「願えば何でも現実になる」という意味でも、「誰かに現実を変えてもらう」という意味でもありません。
自分の内側で何が起きているのかを知る。自分が何を望んでいるのかを知る。そこから自分自身で選択し、行動し、現実と関わっていく。その力を育てていく。それがアルケミアです。
整えた。変わった。でも、次に何をするのか。
「ベーシックとアドバンスを終えて、確かに楽になった。でも、これからどうすればいいのかわからない」
「日常はずいぶん落ち着いた。それなのに、何かまだ物足りない感覚がある」
「自分の中は整ってきた気がするのに、現実はあまり変わっていない気がする」
そんな感覚があるなら、あなたはアルケミアに立つべき場所にいます。
整えることと、創ることは、違う作業です。ベーシックとアドバンスで整えた土台は、アルケミアで初めて「現実を動かす力」として使えるようになります。
6回のセッション構成
アルケミアは「起・承・転・結」の構造を持つ6回コースです。1回目から6回目まで、前回の積み重ねの上にしか次の回は成立しません。
テーマ
この回で起きること
第1回~
声を聴く
自分の内側に何が起きているかに気づく。「頭の声」と「身体の声」の違いを感じ、自分だけの「意図の一語」を見つける。
第2回~
観る
思考・感情を自分そのものと同一視せず、一歩引いて観察する。「思っている」のか「思わされている」のかを見分ける視点を作る。
第3回~
ほどく
意図の一語がまっすぐ育つのを妨げている重さ(恐れ・欠乏感・後ろめたさ)を特定し、かつて自分を守ってきた働きとの関係を結び直す。
第4回~
選ぶ
「足りないから埋めてほしい」という場所からではなく、「今の自分から何を育てるか」という場所から、意図を選び直す。能動的な委ねを身体で覚える。
第5回~
形にする
内側で生まれたものを言葉→選択→行動へ移す。「まだ起きていない」という時間への焦りをほどき、現実との「答え合わせ」を身体で覚える。
第6回~
生み出す
未来を追いかけるのではなく、未来の状態を基準に今を再構成する。6回の統合と卒業。アルケミアを「生き方」として持ち帰る。
6回で起きること、詳しく
第1回「声を聴く」── 自分の内側に何が起きているのか
「自分で考えている」と思っている頭の中には、いろいろな声が混ざっています。「こうしたほうが得だ」「失敗したらどうしよう」「人からどう思われるだろう」。こうした声と、身体の奥から出てくる声とは、違うものです。
第1回では、その違いを実際に身体で感じます。頭では正しいと思っているのに胸が詰まる。理由は説明できないけれど「なんとなく、こっち」という感覚がある。こういった反応を、判断する前に、まず「気づく」練習をします。
そして、この問いを自分に向けます。
「私は、これからの日常を、どんな状態で過ごしたいだろう?」
── 大きな夢でなくていい。人生の目標でなくてもいい。
安心。自由。静けさ。余白。軽やかさ。
あなた自身の言葉で、一語を見つける。
この「意図の一語」は、アルケミア全6回を通じて育てていく核心になります。第1回から第6回まで、この一語の響き度を0〜10で毎回測り続けます。数字の変化が、あなたの内側の変化を映す鏡になります。
第2回「観る」── 自分を動かしているものを見る
第1回で内側の声を聴いたら、次は一歩引いて観察します。
「私は〇〇だ」という言い方に気づいたら、「〇〇という考えが、今浮かんでいる」と言い換える。自分と、自分の中で起きている現象を分ける。これが第2回の核心です。
思考や感情は、自分そのものではありません。晴れたり曇ったり変わっていく、天気のようなものです。天気を天気として観察できる場所に立てるようになると、渦の中に呑み込まれる頻度が、静かに変わっていきます。
第3回「ほどく」── 古い自分との関係を変える
「意図の一語」がまっすぐ育つのを妨げている重さがあります。恐れ、欠乏感、後ろめたさ。これを「消す」のがこの回の目的ではありません。
その重さは、かつてあなたを守るために必要だった働きです。アドバンスで出会ったセルフガーディアンと同じように、この働きとも、関係を結び直します。
身体スキャンで重さの住所を特定し、それがどちらの方向から来ているかを見極めます。未来への恐れなのか、過去への後ろめたさなのか。方向によって、ほどき方が変わります。
この回の終わりに、怒りが出てくることがあります。怒りは責めない。ただ、「だから私はこれを選ぶ」という決意の言葉に変えていきます。
第4回「選ぶ」── 自分の意図を決める
「足りないから埋めてほしい」という場所から願うのと、「今の自分から何を育てていきたいか」という場所から選ぶのは、同じ言葉でも、まったく違う行為です。
第4回では、3つの呼吸を使って、「まだ握りしめている力み」と「本当に必要な覚悟」を見分ける練習をします。力みを手放すことと、意図を手放すことは、違います。
そして、「地の努力」を一つ決めます。意図を持ったまま、今の自分にできる具体的な一行動を選ぶ。これが「能動的な委ね」の土台になります。
握る→吐く→開く→置く
── 意図を力ずくで掴もうとするのではなく、
方向を定めて、あとは流れに開いたまま置く。
この感覚を、身体で覚える。
第5回「形にする」── 意識を現実へ移す
意図を持っているだけで終わらせない。内側で生まれたものを、言葉から行動へ動かす回です。
ここで扱うのが「時間への握りしめ」です。「まだ起きていない」という焦りは、第3回で扱った欠乏感と同じ根から出ています。種を蒔いてから芽が出るまでに時間がかかるように、意図が現実の形になるまでにも時間差があります。この時間差を「失敗のサイン」として読まないよう、身体でほどいていきます。
そして「答え合わせ」を練習します。感じていたことと、実際に起きたことを照らし合わせる作業です。これは、起きたことの良し悪しを評価するのではありません。「自分がどう感じ、何を選び、何が起きたか」という流れを、自分で読めるようになることが目的です。
第6回「生み出す」── アルケミアという生き方
最終回のテーマは「未来を追いかけるのをやめ、未来の状態を基準に今を再構成する」です。
「こうなってほしい」と願うとき、私たちは今ここにないものを外側に追いかけています。「もう、そうなっている」という状態を基準にするとき、その未来の感覚が今の身体・注意・判断・行動を静かに書き換えていきます。
この回で、新しい技法は登場しません。第1〜5回で積み重ねてきたものを、一つにまとめます。「聴く→観る→ほどく→選ぶ→形にする→生み出す」という循環を、セラピストなしに自分ひとりで回せる状態に橋渡しします。
最後に、卒業の宣言をします。これ以降は、誰かに教えてもらうものではなく、自分で一生使っていくものとして、アルケミアを持ち帰ります。
このコースで大切にしていること
アルケミアでは、私があなたの答えを決めることはしません。「あなたの本当の答えはこれです」と教えることもしません。私がするのは、あなた自身が自分の答えを聴ける場をつくること。そのための方法を一緒に練習することです。
力ずくで結果を掴みにいくことでも、何もせずにただ待つことでもありません。自分の中にある「こうでなければ」という構えを少しずつ緩めながら、それでも今の自分にできることはきちんと引き受けていく。その先は、自分よりも大きな流れに、開いたままでいる。この姿勢を、6回を通して育てていきます。
このコースで育つもの
・ 自分の「頭の声」と「身体の声」を聞き分けられるようになる
・ 思考や感情の渦に呑み込まれにくくなる
・ 恐れや欠乏感からではなく、「今の自分」から選べるようになる
・ 結果への握りを手放し、流れに開いたまま動けるようになる
・ 自分ひとりで循環を回せるようになる(セラピスト依存が終わる)
形式・詳細
・ 時間:80分 × 全6回
・ 方法:お電話またはLINE通話(顔出し不要)
・ 匿名:可能
現在サービス価格 48,000円(税込)
※ 6回分一括 | アルケミア修了者が一定数に達した時点で正規価格に移行します。
ご利用にあたって
・ アドバンスコース修了者を対象としています
・ 私があなたの答えを渡すことはありません。あなた自身が答えを聴く場です
・ 医療・心理治療の代わりではありません
・ 終了後の勧誘や連絡は一切行いません
原石の中に、あらかじめ「これが正解」というカット面は隠されていない。
職人が、どこに、どんな角度で線を引くかによって、初めて、その面が生まれる。
あなたという原石から、どんな輝きを生み出すか。
その線を引くのは、あなた自身です。
※ STMアドバンスコース修了者を対象としています。
※ 京都・名古屋での対面セッション、および遠隔セッションに対応しています。