人はみな、
言葉にならない不安を
心の奥にそっと抱いて生きている。

その空白を埋めたくて、
甘いものに手を伸ばし、
買い物に心を躍らせ、
恋や成功を追いかけても、
満たされた気持ちは、
まるで風のようにすぐに消えてしまう。

マインドは静けさを怖れ、
つねに何かを求めて、
せわしなく動き続ける。

けれど、
本当の自分はその喧騒の奥に、
静かに、深く、息づいている。

そんな「自分らしい自分」へ戻る道を、
ともに歩む誰かさんが、ここにいる。

身体の声に耳を澄まし、
湧き上がる感情を否定せず、
ただ、“今この瞬間”に気づきながら歩むこと。
それが、戻る道のプロセス。

その途中で、
悲しみや怒り、不安が顔を出すこともある。
それは、置き去りにしてきた自分が、
もう一度、ひとつになろうとしている証。

気づきに心を向け続けると、
思考や感情を超えた“静かな私”が、
そっと目を覚ます。

その存在は、揺るがず、失われることなく、
どんなときも、あなたの中心に在り続ける。

外の世界がどれほど移ろっても、
本当の安心は、
いまこの瞬間の中に、静かに息づいている。

・シン・